ロ?マ字入力と かな入力 以外のパソコンによる日本語入力方法は、 なにか特別なソフトを準備しなくては使えないことが多いですね。
そこでウェブブラウザのみで入力体験できるシステムを作ってみました。

動作環境
正常な動作を確認した環境:
OS
- Windows 98SE/2000/XP
ブラウザ
- InternetExplorer 5.0
- InternetExplorer 6.0
- Firefox 1.5
うまく動かなかった環境:
OS + ブラウザ
- Windows + Firefox 1.0
- Debian GNU/LInux 3.1 + Firefox 1.5
- Knoppix 4.0 + Firefox1.0/1.5
- Red Hat Linux 9 + Firefox 1.5
Linux系OSと、Firefoxの1.0のほうは、JavaScriptで入力キーを取得できなかったりの理由で動作しません。 MacOSは調べていませんけど、今のところ Windows専用のようです。
親指シフト系の準備
親指シフト系 (NICOLA,TRON) を体験したい方は以下を設定してください。
親指シフト系配列は、小指の位置にあるシフトキーだけでなく、 親指の位置にあるキーも使います。 この体験ページでは、 [無変換][スペース][変換] の3つのキーのうち 2つを使います(どれを使うか選べます)。
この中で問題なのが [変換] キーです。Windowsの MS-IME の標準設定では、このキーを押したときに IME を起動してしまいます。 このページは IMEが起動してしまうとうまく使えないのです (キー入力がブラウザに届かなくなるから)。
それを避けるために、[変換]キーの機能割り当てを変更してください。
MS-IME のプロパティで、[変換]キーを押したときの役割を 「-(なし)」にします。

1 タスクトレイの MS-IME アイコンを右クリックして、
[MS-IME のプロパティ]を表示します。
2 [全般 - 設定] をクリックして、
キー設定で左端の文字が「変換」になっているものを探します。
3 「変換」の右となりの値が 再変換 になっています。これをダブルクリックして、
- に設定しなおしましょう。
MS-IMEの場合はこれで OK です。
元に戻すことも簡単です。

[MS-IME のプロパティ - 全般 - キー設定] で 'Microsoft IME' にすれば元に戻ります。
NICOLA(ニコラ)配列
まずは、かつて「親指シフト」として富士通のワープロに搭載された日本語配列です。
この配列は、[親指左][親指右]という二つのキーがあるのが特徴です。 詳しくは専用キーボードの画像を見てください。
このページでは親指担当キーを最初は以下のように設定しています。
- 親指左=[無変換]
- 親指右=[変換]
([スペース] に割り当てることもできます。画面下のほうで設定してください)
ページを実際に触ってみると、 親指のシフトキーを押してないとき、[親指左]を押したとき、[親指右]を押したとき、の それぞれで 入力できる文字が替わることがわかるでしょう。
シフトは押しっぱなしにはできません。 一文字打つたびにシフトも押し直す必要があります(これはこのページの制限ではなく、NICOLA配列はもともとそうなっています)。
このページでは ひらがな でしか入力できませんけど、 入力した文字はマウスの右クリックを使ってコピーすることができます。 テキストエディタに移して、IME の再変換機能を使って変換すれば、 漢字混じりのまともな文章を作成することもできますよ。

このページは、 親指シフトの特徴の一つである同時打鍵判定 (親指のシフトを押すのが一瞬遅れてもシフトを押したと判定してくれる) には対応していません。 つまり、文字キーより先にシフトを押しておかなくてはなりません。 だから親指シフト暦25年とかの人から見たら 本物とは感触が違うな と思われるかも……。
新JISかな
いま現在、PCで使える「かな入力」は 旧JISかな とも呼ばれます。 この 旧JISかな のキー配置は人間工学的にあまりよろしくありませんので、 1986年新たに制定されたのが、この 新JISかな です。
しかしこの配列はぜんぜん使われなかったという理由で1999年にJIS規格から廃止されているのですが、 配列そのものはいろいろよいものを持っているようです。
ここではシフト方式別に、二種類のページを用意しました。
同時押下型
小指のシフトと同じように、シフトを押したままで文字キ?を押す方式です。 シフトは押しっぱなしでかまいません。
プレフィクスシフト型
シフトを押して、シフトを離したあとで、文字キ?を押す方式です。
シフトキ?には、小指シフト・センタ?シフト(スペ?スキ?を使う)・親指を使ったシフト(変換無変換キ?を使う)の どのキーでも使えるようにしてありますので、好きなキーを使ってください。
TRON(トロン)配列
この配列は NICOLA配列(『親指シフト』)と同じく親指の位置にシフトがあります。 もともとは専用キーボードと組み合わせて使う配列です。
しかし専用キーボードが長らく販売されていなかったため、 使っている人は少ないと思われます。
TRON配列には、ぱぴぷぺぽ だけは入力キーが多いという欠点があります。
(たとえば「ぷ」を入力するには、[親指左]+[G] → [親指右]+[/] と入力します)
その欠点を解消するため、使用頻度の著しく低い文字と ぱぴぷぺぽ を取り替えてしまった 'TRON配列 2005-1011改変版'もここで体験できます。
JISかな
旧JISかな とも呼ばれている配列です。 ローマ字入力の次によく使われているはずの配列です。
ここまでが公的に公表・サポートされた配列です。
ここから以下は個人の方が作った配列です。
花配列
シフトキーには小指や親指よりもっと押しやすい位置を割り当てたい、との思いから 中指にシフトキーを割り当ててしまった配列です。
手をキーボードに置いたときの中指の位置、つまり 'D' のキーと 'K' のキーがシフトキーです。
あと配列名に みやびな『花』という名前がついてますが、これに影響されてほかの配列も 日本語の雅語をつけてることが多いです。
月配列
上記の新JIS配列を元に、2ちゃんねる掲示板で配列にこだわりある人たちが協力して作り上げた 配列です。
いくつか変種がありますので、そのうちの 2種類を取り上げます。
2-263 式
シフトキーは花配列をとりいれて、'D' と 'K' の二つを使います。この 'D' と 'K' はどちらを押しても同じです。
ですが一般的には、シフトキーと文字キーは別の手を使うのがよいとされています。 押したい文字キーが右手側にあるなら、シフトキーは左手側のを押す、という感じです。
シフトの押し方は、プレフィクスシフト型です。 (シフトを押して、シフトを離したあとで、文字キ?を押す方式)。
U8 版
シフトキーは中指の 'D' と 'K' に加え、薬指の 'S' と 'L' も使います。
注意事項
IME は OFF にしてください。
キー入力しても反応がないときは、いったんブラウザ画面をクリックしてみてください。
「変換」キーを押すと、Windows の MS-IME の標準設定では IME を起動してしまいます。 IME を起動しないように「変換」キーの設定を変更してください。
Ctrl や Alt キーとのショートカットキーはここでは使用できません。 たとえば Ctrl+C でのコピーはできません。 コピーするには、マウスの右クリックを使ってください。
'BackSpace' キーと 'Enter' キーは使用できます。
Windows の InternetExplorer 5.0/6.0, Firefox 1.5 で動作を確認しました。
このページではキ?を押しっぱなしにしても、連続で入力されることはありません(キーリピートが効かない)。 これを利用してキ?配置を覚える技があります。
通常、文字入力のときは文字キ?を一瞬しか押しませんが、ここはひとつ、長ーく押してみましょう。 すると自分がいま何のキ?を押したかがはっきりわかるので、 文字配置を記憶しやすくなるかもしれません。
日本語入力, JavaScript, 自作ソフトウェア
ブラウザで動作するスクリプト。使用言語JavaScript
NICOLA(ニコラ)配列 を試し打ち!