ベルダ配列は今までWindowsでしか動作確認してなかったけど、 Solarisでも動作することを確認しました。
Solaris10はATOKを搭載していて無料で使えるので、そのATOKでも配列変更はできるのか 試してみました。 インストールしたSolaris10の感想は http://d.hatena.ne.jp/itouhiro/20080521 に書きました。
配列ファイル取得
Solaris でベルダ配列を使う場合は、 以下のファイルをダウンロードします。
この STYファイルは、Solaris10 に搭載されている ATOK for Solaris で確認しています。
Localeを ja_JP.UTF-8 でインストールしたためなのか、STYファイル(中身はテキストファイル)の文字コードにはUTF-8が使われています。
もしUTF-8以外のLocale (EUC-JP等) を選択してSolarisをインストールした場合は、このSTYファイルは使えない可能性があります。
配列変更手順
Solaris でベルダ配列を使う手順です。
取得した STYファイルを
$HOME/.iiim/le/atokx2/users/ユーザ名/にコピーする。適当なテキストエディタなどを起動して、[半角/全角]キーを押してATOKツールバーを出す。ATOKの[プロパティ(環境設定)]を出す。

[入力・変換]タブで、入力方法に「ローマ字入力」を選択していることを確認する。
[キー・ローマ字]タブの [追加]ボタンを押す。

[既存スタイルファイルの追加]をクリックする。

[スタイルファイル - 参照]ボタンを押す。

bellda.styファイルを選んで、[了解]ボタンを押す。

スタイル名に「BELLDA」と入力する。

[了解]ボタンを押す。

「スタイル一覧」で BELLDA を選択して、[スタイルの選択]ボタンを押す。

これで使用できます。使用しなくなった場合は、「ATOK17」などのスタイルを選びなおせばすぐ、元のローマ字入力に戻ります。
このSTYファイルをどうやって作ったのか?
スクリプト bellda-atok-solaris.pl を以下のように使用することで STYファイルを作成できます。
[foo@solaris10]$ perl bellda-atok-solaris.pl < /usr/share/iiim/le/atokx2/original/atok17.sty > bellda17.sty
[foo@solaris10]$ perl bellda-atok-solaris.pl < /usr/share/iiim/le/atokx2/original/a17msime.sty > bellda17msime.sty
[foo@solaris10]$
[foo@solaris10]$ cp bellda17msime.sty ~/.iiim/le/atokx2/users/foo/
以上の手順は[端末エミュレータ]で実行しました。
上記のスクリプトは
花配列を使う Keyboard Layout Maps
のATOK用スクリプトをほぼそのまま使用させていただいています。ありがとうございます。
スクリプトで変更した点:
- 配列をベルダ配列に変更した。
- 一部の文字列(「ローマ字=」)を UTF-8 に変更した。
Solaris10のATOK17を考察
Solaris10のATOK17では、キー設定ファイル(STYファイル)は、以下のように、/usr/share/iiim/le/atokx2/original/ に存在します。

このディレクトリ名から察するに、Solaris10のATOKは、Windows版ATOK17より、むしろ ATOK for Linux (ATOK X2) のほうが近いようですね。 ATOK for Linux サポート情報 が役立つかもしれない。